ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part5:4.Win-Winを考える
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part5です。前回のPart4では、「3.大切なことを優先する」を学びました。
”緊急ではないが重要なことに対して時間つくる”を意識して実践・行動することで、「自分にとって一番大切なことは何なのか」を知ることができ、最後には「習慣」にすることができる~というお話でした。7つの習慣のなかで最も重要な章でしたね。
そして、「1.主体的である」~「3.大切なことを優先する」の章は、”依存”状態から自立することで、土台が固まり人格的成長に不可欠な「私的成功」を遂げられる領域となっていました。
つまり、この土台がないと、これから学ぼうとする次のステップ以降で効果的な「相互依存」は築くことがでない、「公的成功」は得られない・・・とコヴィー先生はおっしゃっているわけです。本当に的を得た言葉です。
それでは、Part5「4.Win-Winを考える」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるためのヒントを得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
「Win」と「Win」で意味は同じですが、これは2つの言語で構成された文章になります。そこで「Win=勝ち」という言葉の反対語として「Lose=負け」があります。なので、違う意味の言語が2つあると、4つの状態を作り出すことが出来ます。
これは、前回のPart4、「3.大切なことを優先する」の中で” 緊急 "と” 重要 ”の2つの言語から解説したのと同じ状態になるわけです。この状態を図示すると以下のようになりますね。
それぞれの状態を解説することで「Win-Win」状態の理解を深めたいと思います。
まず初めに①LoseーWinの状態から。この状態は、自分を犠牲にして相手に得を取らせる状態のことをいいます。「投げやり」な状態とも言いますね。
次に③LoseーLose。この状態は4つの中でも1番最悪の状態です。もう、お互いに憎み合っている状態のことで、例えて言うと、譲り合うことのない言い争い・泥沼夫婦喧嘩をしている状態のこと。どちらもまったく得をしないし、負けも負け、大負けしている状態です。
次は、④WinーLose。これは勝負事。例えばスポーツ、ギャンブルなどのことで、必ずどちらかの状態(勝つか負けるか)を作り出してしまう行為のことを言っています。
自分自身のことや、周りの人と人の関係を見てみてどうですか?①のLoseーWinか④WinーLoseの状態を行ったり来たりしていることの方が多いのではないでしょうか。
そして最後②WinーWinの状態。これは、①③④ではない状態のことで、「自分も勝っている、相手も勝っている」状態。要するに、色々な人間関係において、必ずお互いが利益を出す/得をする状態を作り出しているということです。
ただ、これにはいろいろな条件によって、いつもWinーWinの状態を作り出すことは難しく、状況によってはWinーWinの状態が成立しない・作り出せない場合も出てきます。
そのような状態になった時は一歩引いて、取引をしない(No Deal)ことも大切です。
世の中なんでも、どんなことでも、最初から何でもうまくやれる人なんていません。これはたくさんの経験を積んで、状況によって判断し、見極められるようになるしかないでしょう。
どうでしたか?「Win-Winを考える」は理解出来ましたか?
「Win-Win」以外の場面を想像して理解することで、「Win-Win」の状態はどのような状態がベストか少しは理解できたのではないでしょうか。
ただ、だれでも、まったく同じ条件で同じ経験をすることは無いですし、相手があってのことなので、たくさん経験を積んで「Win-Win」状態になれるよう努力していきましょう。
そして、実践してみて難しいと感じたら”取引しない(No Deal)”も選択肢のひとつですよ。時には下がることも必要です。なぜ下がらなければならなかったのか、よく反省し分析して、次の1歩・2歩に繋げられればいいのではないでしょうか。
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part6 ”5.「まず理解し、そして理解される(聴く力)」につづきます。次回の記事もお楽しみに!