ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part8 「7.刃を研ぐ」
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part8です。この~マインド編~も最終話となりました。前回のPart7では、「6.シナジー(相乗効果)をつくる」を学びましたね。
ちょっと振り返ってみましょう。
1(人)+1(人)が3にも4にも、それ以上にもなる結果が得られる状態をシナジー(相乗効果)と呼び、人と関わるということは、色々な違いがあって、その違いを乗り越え、ときに” 尊重 "することがとても大事ですよ~というお話でした。
それでは、Part8 「7.刃を研ぐ」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるための”気づき”を得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
刃を研ぐの ”研ぐ ”は "磨く" と言い換えた方が分かり易いですね。
それで、何を磨くかとういうと、この7つ目の習慣を実現するためには、次の4つを磨く必要があります。
①肉体
②精神
③知性
④社会
それぞれの具体的な例を見ていきましょう。
①肉体:週に3時間以上の運動。体調にあわせて、毎日30分程度の軽いジョギング、散歩、ストレッチなど
②精神:瞑想、祈り、座禅、ヨガなど、心を落ちつかせることのできる行為
③知性:学習、読書、日記を書く、美術鑑賞など
④社会:メンター(よき助言者、指導者)となる人とのコミュニケーション。被災地へのボランティア活動など
これらの具体例を参考に、4つの側面を磨くことで健康な身体と心を手にすることができ、また、人としても成長することができます。
ただ、この4つの側面はバラバラに存在しているのではなくて、その効果を最大限に発揮するためには、毎日バランスよく4つの行いを磨くことが大切です。
4つの側面をイメージすると次のようになります。
毎日を、ただなんとなく生きていては成果を得ることはできません。なんとなくテレビを見ていたり、ネットサーフィンしてみたり、考えもせず簡単だからとインスタント食品やジャンクフードを食べていては生活習慣病になってしまい、人間的な成長も望めません。
悪い習慣は、意識して改めないといけませんね。
ところで「刃」というと、「鬼滅の刃」(2020/11/20現在)という漫画・アニメ・映画が大変な人気を博しています。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。わたくしも息子と一緒に映画館で映画を観ました。大人でも思わず力が入ったり、感動する場面が多々あってよい映画だな~と感じました。
その映画の中で、敵である鬼を錆びた刃では切り落とすことは出来ません。詳細は割愛しますが、主人公は相当な鍛錬によって鬼を切り落とせる術(型)を身に付けます。それと同じように自分の刃(肉体・社会・精神・知性)を研ぎ(磨き)、鬼(怠け・惰性の心)に負けないよう、常に研鑽していきましょう。
そうして、自分自身を高めることを決意して、毎日少しづつ実践していくことで、より成長して、また、より変化していくことが、コヴィー先生のおっしゃっている「上向きの螺旋階段」を上へ上へと一歩づつ上っていく、ということに繋がっていきます。
下ってはいけません。辛い時、苦しい時は立ち止まってよく考え、そして、次の一歩を踏み出すイメージが描けたら、迷わず一歩を踏み出し、上を目指して登っていきましょう!
ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必ず必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
もう少し各章を詳しく知りたいという方は、本書を購入して読んでみることをオススメします。原書を読むことで、あなたなりの解釈でもっと理解が深まり、きっとあなたの人生のバイブルになると確信しています。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
【最後に】この「7つの習慣」は、全体を通して「人格」形成について語られてきました。簡単に、短期間に成果・結果を出したければ、その状況に応じたテクニックやスキルで、ある程度の効果は見込めると思います。しかし、もっと長期的な成功、つまり根本的で本質をついた成果を得たいのであれば、正しい人格形成なしには成功は語られません。
その成功は、どうすると得られるか・・・それを、この「7つの習慣」で解説してきたわけですが、ものすごく簡単に纏めると、まず ”パラダイム(ものごとの見方、視点)” の改善に始まり、次に "思考(考え方)" の改善、そして "行動" に移し "習慣化(7つの習慣の実践) " して、人格の形成に至るという道筋になります。
ここまで、学んできたことは、適切な時期がきたら、必ずやわたくしの子供にも教えたいと思っています。
それでは、このシリーズをここまで読み進めて頂き、大変ありがとうございました。
実践する上で、あれ!忘れたな・・・と思ったときは原書の読み返しも大事ですが、本記事は要所を短くまとめたものなので、はじめにこの記事を読んで思い出して頂けると嬉しいです。
次回のシリーズでは、ビジネスするうえで絶対さけては通れない「お金」に関する勉強をしていきます。お楽しみに!
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part7 「6.シナジー(相乗効果)をつくる」
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part7です。このマインド編もだんだんと終わりに近づいてきました。前回のPart6では、「5.まず理解し、そして理解される(聴く力)」を学びましたね。
「聴く力≠共感力」のことでした。”7つの習慣”の中でも、もっとも実践し続けるのが難しい習慣のひとつでした。
それでは、Part7 「6.シナジー(相乗効果)をつくる」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるためのヒントを得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
さて、みなさんは、この「シナジー(相乗効果)をつくる」という言葉からどんな習慣か想像できますか。
わたくしは、この本の目次で、この文を読んだとき1番理解できない言葉でした。「シナジー?相乗効果??」・・・なので難しい言葉や長文での説明では理解が難しいので、なるべくシンプルに説明していきますね。
本当に簡単に説明すると、例えば何か仕事をチームで行ったとして、その結果、1(人)+1(人)=2・・・であれば普通の結果ですが、1(人)+1(人)が3にも4にも、それ以上にもなる結果が得られる状態をシナジー(相乗効果)と呼びます。
ただ、何か大きな成果を上げようとする仕事には、たいてい困難がつきものです。仕事に限らず皆さんも1つや2つ、何か新しことを始めたときに生じる困難を経験したことはあるのではないでしょうか。
そんな時こそ、1人ではなくチームでやることを進めることで、大きな成果が得られのです。当然、感性や考えが全く同じ人とは限りません。
まして、今は日本人だけではなく外国の方と仕事を一緒にするなんていうこともおおいにあるでしょう。そんな相手は言葉も文化も育ってきた環境も違ってきます。
その違いは違いとして、受け入れるという”心構え”が必要だし、違いを乗り越え、ときに” 尊重 "するということがとても大事で、これがシナジーの本質と言えます。
私たちは、この違いをマイナスな面としてとらえるのではなく、”武器” としてとらえるべきではないでしょうか。
また、だれしも仕事やプライベートなどで、さまざまな交渉や会議、話し合いなどをする場面があると思います。そんな場面では意見が違ったとしても、自分の意見を押し通そうしたり、案に「妥協案」を提示してはいけません。
コヴィー先生は、もっとお互いが満足できる「第3の案」を創造的につくりだせる・・・と信じて、議論を重ね尊重し合い、もっともよい「答え≠最適解」を見つけることを薦めています。
どうでしょう。ここまで理解出来ましたか?
この ~マインド編~ の流れをおさらいすると、「1.主体的である」「2.終わりを思い描く」「3.大切なことを優先する」を達成することで ”依存” 状態を脱して私的成功をおさめ "自立" する。これは1人でもできることで、土台としての位置づけでしたね。
そして、「4.WinーWinを考える」「5.まず理解し、そして理解される(聴く力)」「6.シナジー(相乗効果)をつくる」の章では、自立した人間同士が”相互依存”し公的成功を実現することで、真に素晴らしい結果を生み出せるという流れでした。
この”相互依存”は一人ではなくて、影響を及ぼす自分の周りの人と共に何回も何回も成功しなさいと、コヴィー先生は説いています。
本当に4~6は、1段も2段もレベルアップしたような感じの内容で、実際に成功を何回もすることは、とても難しいことと感じてしまいますね。
でも、小さな1歩を踏みだしてみましょう。そして、レベルアップできるように土台を固め、さらに、周りの人をよい意味で巻き込んで、コツコツと精進していきましょう!
それでは、ここまで読み進めて頂き、大変ありがとうございました。
今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
もう少し各章を詳しく知りたいという方は、本書を購入して読んでみることをオススメします。原書を読むことで、あなたなりの解釈でもっと理解が深まり、きっとあなたの人生のバイブルになると確信しています。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。それでは最終 Part8 「7.刃を研ぐ」につづきます。次回の記事もお楽しみに!
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part6:5.まず理解し、そして理解される(聴く力)
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part6です。前回のPart5では、「4.WinーWinを考える」を学びました。
「自分も勝っている、相手も勝っている」状態、つまり必ずお互いが、利益を出す/得をする状態を作り出していることが大切で、WinーWinの状態が成立しない・作り出せない場合は一歩引いて、取引をしない(No Deal)ことも大事ですよ~というお話でした。
それでは、Part5「5.まず理解し、そして理解される(聴く力)」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるためのヒントを得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
今回のテーマは簡単に言うと、コミュニケーションについての原則のことを言っています。
なんだ~、コミュニケーションならいつもできているよ。
な~んて、思っている方もいるかと思いますが、この「7つの習慣」の本の中でも実践するのが1番難しいとされているのが、今回のテーマでもある「聴く力」のことで、著者でもあるコヴィー先生自身も生前「自分もいまだに出来ていない・・・」と述べているほどです。
ただ「聞く」のと、相手のことを誠心誠意、理解したと思いながら「聴く」とでは、漢字も違いますが意味も全く違います。
例えば、あなたが会社組織のリーダーだとして、部下から何か相談されたとします。
その時に、まだ話しが終わってもいないうちから、「それ○○で、△△してみては・・・」などと結論めいたこと考えてみたり、「それは○○○○だ!」と主張してみたり・・・そんな姿勢では、聴いていることにはなりません。
たぶん部下もこう思うはずです「この人は話を聴く気がないな」・・・と
でもリーダーはリーダーで、とても忙しい状況で相談され、本当は早く資料を纏めて上司に報告しなければならないよう状況だったかもしれません。
実際、仕事の現場では起こりうることなので、わたくしがこのリーダーの立場であれば、まず
「悪いが、今、この資料を○○時までに部長に提出しなければならない。提出した後に相談の時間をとるから、ちょっと待ってもらえるかな?」
と、声をかけて同意を得ることから始めると思います。そうして、ゆとりある時間をつくることが、よい「聴く」姿勢への第一歩ですね。何事も、時間に追われた対応をしていると良い結果は生まれません。
なにより、相手に ”聴く気がないな” と思われてしまうと、次に相談してくれなくなってしまい”信頼”を失ってしまいます。
もう、こうなってしまうと、本当に困ったときに相談してこないばかりか、何か悪い報告・失敗した報告など、本来、いち早く耳に入れなければならない情報が入らなくなってしまい、あなたのリーダーとしての評価も落してしまいます。
一番気をつけなければならない場面ですね。
では、話を戻して、ゆとりある時間を確保したあとの相談は、どのような姿勢で聴いたらよいか・・・です。
ここが今回の記事のなかで1番重要なところになります。
「まず、部下(相手)のことを理解しようと思うこと。そして、相手の身になろうとして聴く(=共感による傾聴)ことが大事です。
そうすることで相手の気持ちを理解し、相手の立場・視点にたって物事を見ることによって、劇的にコミュニケーションは変化し、良い方向へと導かれます。」
これは、”相手の<気持ち>を言葉にする”とも言い換えられます。きっと共感による傾聴がなければ、的を得た言葉を相手に発することはできないでしょう。
どうでしょう。理解出来ましたか?
言葉として書くのは簡単ですが、実際に実践して上手くいくかは、これも何度も経験を積んでいくしか、上手くなる方法はないです。断言します。
ただ、今回の記事で「聴く」とは、どのようなことなのか言葉としては、理解できたのではないでしょうか。
「聴く力≠共感力」
さあー!あとは実践でスキルアップあるのみ!!です。
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
もう少し詳しく知りたいという方は、本書を購入してみてはいかがでしょうか。きっとあなたの人生のバイブルとなり得ます。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
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ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part7 「6.シナジー(相乗効果)をつくる」につづきます。次回の記事もお楽しみに!
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part5:4.Win-Winを考える
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part5です。前回のPart4では、「3.大切なことを優先する」を学びました。
”緊急ではないが重要なことに対して時間つくる”を意識して実践・行動することで、「自分にとって一番大切なことは何なのか」を知ることができ、最後には「習慣」にすることができる~というお話でした。7つの習慣のなかで最も重要な章でしたね。
そして、「1.主体的である」~「3.大切なことを優先する」の章は、”依存”状態から自立することで、土台が固まり人格的成長に不可欠な「私的成功」を遂げられる領域となっていました。
つまり、この土台がないと、これから学ぼうとする次のステップ以降で効果的な「相互依存」は築くことがでない、「公的成功」は得られない・・・とコヴィー先生はおっしゃっているわけです。本当に的を得た言葉です。
それでは、Part5「4.Win-Winを考える」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるためのヒントを得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
「Win」と「Win」で意味は同じですが、これは2つの言語で構成された文章になります。そこで「Win=勝ち」という言葉の反対語として「Lose=負け」があります。なので、違う意味の言語が2つあると、4つの状態を作り出すことが出来ます。
これは、前回のPart4、「3.大切なことを優先する」の中で” 緊急 "と” 重要 ”の2つの言語から解説したのと同じ状態になるわけです。この状態を図示すると以下のようになりますね。
それぞれの状態を解説することで「Win-Win」状態の理解を深めたいと思います。
まず初めに①LoseーWinの状態から。この状態は、自分を犠牲にして相手に得を取らせる状態のことをいいます。「投げやり」な状態とも言いますね。
次に③LoseーLose。この状態は4つの中でも1番最悪の状態です。もう、お互いに憎み合っている状態のことで、例えて言うと、譲り合うことのない言い争い・泥沼夫婦喧嘩をしている状態のこと。どちらもまったく得をしないし、負けも負け、大負けしている状態です。
次は、④WinーLose。これは勝負事。例えばスポーツ、ギャンブルなどのことで、必ずどちらかの状態(勝つか負けるか)を作り出してしまう行為のことを言っています。
自分自身のことや、周りの人と人の関係を見てみてどうですか?①のLoseーWinか④WinーLoseの状態を行ったり来たりしていることの方が多いのではないでしょうか。
そして最後②WinーWinの状態。これは、①③④ではない状態のことで、「自分も勝っている、相手も勝っている」状態。要するに、色々な人間関係において、必ずお互いが利益を出す/得をする状態を作り出しているということです。
ただ、これにはいろいろな条件によって、いつもWinーWinの状態を作り出すことは難しく、状況によってはWinーWinの状態が成立しない・作り出せない場合も出てきます。
そのような状態になった時は一歩引いて、取引をしない(No Deal)ことも大切です。
世の中なんでも、どんなことでも、最初から何でもうまくやれる人なんていません。これはたくさんの経験を積んで、状況によって判断し、見極められるようになるしかないでしょう。
どうでしたか?「Win-Winを考える」は理解出来ましたか?
「Win-Win」以外の場面を想像して理解することで、「Win-Win」の状態はどのような状態がベストか少しは理解できたのではないでしょうか。
ただ、だれでも、まったく同じ条件で同じ経験をすることは無いですし、相手があってのことなので、たくさん経験を積んで「Win-Win」状態になれるよう努力していきましょう。
そして、実践してみて難しいと感じたら”取引しない(No Deal)”も選択肢のひとつですよ。時には下がることも必要です。なぜ下がらなければならなかったのか、よく反省し分析して、次の1歩・2歩に繋げられればいいのではないでしょうか。
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part6 ”5.「まず理解し、そして理解される(聴く力)」につづきます。次回の記事もお楽しみに!
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part4:3.大切なことを優先する
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part4です。前回のPart3では、「2.終わりを思い描く」を学びました。
あなたが亡くなった時のお葬式の際、弔辞で言われてうれしいことを、自分なりの憲法(ルール)にそって行動し、よい「習慣」を身に付けましょう・・・というお話でした。
それでは、Part4「3、大切なことを優先する」の当記事からも、よい「習慣」を身に付けるためのヒントを得て、人として成長しビジネスに生かせるようにしていきましょう。
「大切なことを優先する」これは、説明しなくてもだれでも大体は理解できるのではないかと思うくらい、シンプルな言葉です。
ビジネスをやっている方、サラリーマンの方、フリーランスの方などなど、恐らく業種・業態に関係なくどんな仕事でも、”最優先事項”があると思います。
・大事なお客様との商談
・経営者との戦略会議
・趣味のセミナーへの参加
・子供といっしょに過ごす時間
・家族との旅行
などなど・・・
人それぞれで優先事項は違いますが、その時々で ”これが今やりたいこと!・実践したいこと!・勉強したいこと!で、これが最優先事項だ!!”というものが必ず1つや2つはありますね。
でも、どれもこれも優先できないわけで、下図に示すマトリックスに当てはめ、緊急度合いや重要度合いを見極めて、最も重要なことに”時間”を使っていきましょうという考えです。
あなたの仕事や、日々の暮らしの中の行動は、①~④のどのフェーズが多いでしょうか?これも、人それぞれに毎日、一週間、1ヶ月単位で変化していることでしょう。
それでは各フェーズを具体的どんなことかも交えながら、簡単に説明していこうと思います。
まず初めに、フェーズ①緊急かつ重要なこと。これは、危機対応や緊急事態への対応、期限が迫っている仕事を指しています。お得意のお客様からのクレーム処理、提出期限が決まっている企画書の提出など。
この①の仕事ばかりをやっていると、常に仕事に追われている感が強くなり、ストレスがたまりやすい状態になってしまいます。
また、この状態が長期に渡って続き、ストレスの発散もできない状態が続くと、精神系の病気を患ったりしてしますので、気をつけましょうね。
次にフェーズ③緊急だが重要ではないこと。これは、すぐの成果はないが忙しい状態のこと言っています。例えば、緊急ではない電話、メール対応、書類整理、突然の会議など。このような仕事が多いと、周りに振り回されることも多くなって、被害者意識が強くなったり、目標や計画などが意味のないことに感じられてしまいます。
続いてフェーズ④緊急でも重要でもないこと。これはもう本当に意味のない無駄な仕事、雑用、暇つぶしのゲーム、待ち時間など。③と比較すると緊急度合いの違いだけになっていて、重要でもない仕事ばかりやっていると、無責任な生き方になってしまったり、他の人に依存しやすい状態になったりと、自立性も失われてしまいます。
あなたは状況はどうですか?
①③④の仕事ばかり多くなっていませんか?
この辺は意識して毎日の仕事や、さまざまな行動に対して見つめ直していかないと、①の仕事が終わると④へ移行し、また①の仕事となってしまい、忙しいか極端になにもすることがなく暇つぶしか、になってしまいます。今までの仕事を今一度振返ってみましょう。
ではどうすればよいか?
というと、残りのフェーズ②緊急ではないが重要なことを出来るように時間をつくりましょうとコヴィー先生はおっしゃっているわけです。自分でその重要性に気づき、自分の意志で行動しなければ意味がありません。ここがとても重要です。
それを簡単にできたら誰もが成功者ですが、成功することは簡単なことではありません。
なので「7つの習慣」という本だけあって、予定の立て方を解説しています。
引用すると・・・
・自分の役割を紙に書き出します
・その役割別に目標を立て書き出します
・1週間単位で緊急ではないが重要なことを優先的に割り振っていきます
これを実践するには2つのポイントがあって、一つ目は①の緊急かつ重要なことは、誰かに任せられるように教育し、最終的には委任します。そうやって時間を作って行きましょう。何かを変えていかないと時間は作れません。
2つ目は、教育の場面で、効率ではなく効果が出ているかを常に見なさない(評価)・・・とういうことです。効率ばかり見てしまうと、本当に覚えて欲しいことが伝わったのか分からなくなってしまいます。
いわゆる周りが見えなくなっている状態。アドバイスや忠告してくれる方がいたら素直に耳を傾けましょう。
纏めると、”緊急ではないが重要なことに対して時間つくる”を意識して実践・行動することで、「自分にとって一番大切なことは何なのか」を知ることができ、最後には「習慣」にすることがきっとできます。
”手帳”を準備して、役割別に目標を1週間単位で書きこんで実践してみましょう!
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らずですが、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part5 ”4.「Win-Winを考える」につづきます。次回の記事もお楽しみに!
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part3:2.終わりを思い描く
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part3です。Part2では、「1.主体的である」ことを学びました。
~外部の刺激に対して反応し行動した後、いかに反省して、次の行動によい影響を与えられるか・・・を心がけることが、最初の一歩~というようなお話をしました。
それでは、Part3「2、終わりを思い描く」から、よい「習慣」を身に付けるために、いっしょに学んでいきましょう。
まず「終わり」とは、何をさすのかというと、自分自身が死んだとき、つまりお葬式のことです。
その自分のお葬式の時に、あなたは参列した方々から、どんなことを言われたいか?
少しの時間・・・目を閉じて想像してみましょう・・・
・・・どんなお葬式になっているでしょう。大きな式場でしょうか。それとも家族葬が出来るくらいの小さな会式場でしょうか・・・
・・・お葬式に、どんな人が参列しているでしょう。友人、会社時代の同僚、愛してやまなかった孫、苦楽を共にしてきた夫(妻)etc・・・いや、もしかしたら誰も参列していない葬式かもしれません・・・
そして、そんな中、弔辞が読まれていきます・・・・・
どんなお葬式か想像できたでしょうか?どんなことを弔辞で言われていましたか?
その弔辞で言われてうれしいことが、あなたにとって本当の成功ではないでしょうか。
逆に言うと ”あいつはお金儲けだけが好きなやつだった・・・” ” ほんとアイツは嫌味な奴だった・・・” なんて恨みつらみを言われて死にたくはないですよね。
やっぱり、人によい影響を与えて、よい言葉をかけてもらった方が誰しもうれしい訳です。
そんな、よい言葉を弔辞の時にかけてもらうにはどうすればよいか、コヴィー先生はこんなふうに言うわけです。
ミッションステートメント~個人の憲法~を自分のこととして、作りなさい。それはよく考えて2、3か月じっくり時間を使って作りなさい。
そうして作った個人の憲法を守り、実践していくことで、行動の基礎が固まりよい習慣が生まれます。それを実践した生を歩むことで、思い描く終わり=死にたどり着くことができるわけです。
実践してみて、もし、何か違う?と感じたら、歩む人生を変えてみたり、選び直してみましょう。
よく、考えて自分で出した答えは決して間違いではありません。思いっきり大きくても、小さくてもいいです。一歩を踏み出すことが大事です。
人の命は儚く、いつか必ずだれにでも死は訪れます。
いつ死んでも後悔しない生き方をしようと、” 終わりを思い描くことで、今が見えてくる” のではないでしょうか。
”後悔しない生き方”をしたいものですね。
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らず、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復: Powerful Lessons in Personal Change
- 作者:スティーブン・R・コヴィー
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
ここまで、最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part4 ”3.「大切なことを優先する」”に続きます。
ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part2:1.主体的である
こんにちはhotdayです。ネットビジネスで稼ぐために大事なこととは!? ~マインド編~ Part2です。Part1では、前提としてよい「人格」が大事であることを学びました。
金銭的に成功しても人格がよくないと、人間幸せにはなれないということでした。あなたの周りにもいませんか?このような人・・・
・成功したけど、病気を患ってしまった経営者
・成功したけど、家庭が崩壊している部長
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よい環境で育った果物や穀物が美味しいように、よい環境でよい習慣がよい人格を作ります。
スキルアップのためのテクニックを学ぶのは簡単ですが、「人格」を磨くことはそう簡単なことではありません。では、どうすればよいか?
それでは、Part2「1、主体的である」から、人格を磨くための「習慣」をいっしょに学んでいきましょう。
まず「主体的である」という言葉ですが、あまり聞きなれない言葉ではないでしょうか?ふだん、あまり使いませんよね。なので、主体的ではない人・・・とはどんな人か?から考えていきましょう。
本から引用すると「外部の刺激に対して、すぐに反応してしまう人」となります。
例えば、仕事のことで上司から何か注意されたとします。そこで、すぐに言い訳したり、他人のせいにしたりと、すぐに反応してしまう人は、主体的ではない人・・・と解釈されます。
それでは、”主体的な人とはどんな人か”というと、上記の例えで説明したことの逆を言えばよいわけで、要約すると責任感があり外部の刺激に対して反応を選べる人・・・となるのではないでしょうか。
ここでいう大事な”責任”という言葉は、英語でいうと”Responsibility”といって、”Response(反応する)”と”Ability(能力)”に分けられます。要は、”反応に対する能力”と言い換えられ、責任とは”外部の反応に対して自分自身の意思で応えること”といえますね。
この反応に対して能力が高い人・優れている人は、すぐに反応するのではなく”なぜ上司は、あの場面で注意する必要があったのだろう・・・”と考えます。それは仕事の準備がよくなかったのだろうか、進め方がよくなかったのだろうか・・・などなどと。
言い訳しても、他人のせいにしてもあまり意味のないことに気づき、今自分にできるベストな行動は何か・・・と考え行動に移します。
行動した後も、”その行動は正しかったか・・・”と反省し、次の行動へとつなげることが大事であると、わたくしは、この「主体的である」という言葉を理解しました。
みなさんは、どうですか?
わたくしも、頭では理解していても、常に100%の行動ができているかというと・・・そんなことはなく、本当に難しいと感じることが多々あります。
完璧な人なんていません。人間はロボットではありません。どんなに完璧と見える人でも小さな失敗はだれにでもあります。
ただ、外部の刺激に対して反応し行動した後、いかに反省して、次の行動によい影響を与えられるかを心がけることが、最初の一歩なのではないでしょうか。
”考えて”行動しましょう!!
それでは今回は、ここまでにします。ネットビジネスに限らず、どの分野のビジネスを行うにしても、この本で学ぶマインドは必要となる内容です。一緒に学び、マインドをセットしていきましょう。
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- 発売日: 2014/05/23
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最後まで読みすすめて頂きありがとうございました。Part3 ”2.「終わりを思い描く」”に続きます。